オートクチュールの行程

ブティック ハシモト

2017年04月02日 09:00


  まず、お客様(顧客)と、デザイナーとの対面

  デザイナーのする事

  ① お客様の持ち味 ― イメージのキャッチ。

  ② 全体像 ― 身長、肥満,痩身、の度合い。

     ウエスト、ヒップ、の位置、高さ〈重要)etc

  ③ お客様の長所、短所、を把握する。
     長所を引き立て、短所を隠す。

   〇 顔の形 ― 輪郭
   〇 首の長さ
   〇 肩の高さ ― なで肩、いかり肩
   〇 あご線から肩までの空間、長さ
      襟、襟明を決めるポイントとして重要

  お客様の持ち味を活かす最初のポイント

    素材選び、色、柄選び。

    おおまかに、寒色、暖色と分かれるが、
    最近は同色の濃淡、色数が多くむずかしい。

    強烈な色の場合は、シンプルにまとめた方が無難。

  お客様の持ち味で、ハード向き?ソフト向き? と
  その人の方向性をきめながら ・・・

    顔のイメージでの特徴、その上何を活かし
    何を隠すか検討しながら・・・・

    デザインに入る。

  裁断

    デザイン画を元に平面図に製図し生地の裁断に入る。

    柄の場合、柄の配置を十分考慮する ・・・ 裁断師の仕事

    裁断した生地を立体的に縫いとじ合わせる (服の形にする)

  お客様に着用して頂き、デザイナーが仮縫いする。

    体のサイズに合わせるのでなく、、この時、欠点を隠し
    長所を表立つ様、工夫し、格好良くセンス良く仮縫いすること

    これ 一番重要!!

    良いシルエット、素敵なムードある味付けをし、

      お客様が、30%アップするように ・・・・

  仮縫いし縫製にかかる。

    デザイナーによる最高のシルエットを、
    高度な技術者の手による、
    満足できる服に仕上げる。

    デザイン、仮縫いをする時、いかに
    私の思いを表現するか、

    表現の良し悪しで結果が左右される
    と考えている。
    そして、縫製師が心こめて縫製する。

  出来上がったお洋服を、お客様が着用される。

    心地よい着心地、心弾む感動、・・・・

    お客さま、デザイナー、縫製師、の三体が合体した
     世界に、 ただ一着のお洋服が ・・・ そこに !!

あらためて
  
お客様 → デザイナー → 裁断し → とじ合わせ → デザイナー → 縫製師
        
 デザインを決める。  デザインをもとに (服の形に) 仮縫いする。  服に仕上げる。

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            マルジス  たたずむ二人   ( 水 彩 )         
                            ( お譲 りできます。)     

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